★花粉症対策メガネを選ぶときのポイント
1. デザイン重視か機能重視か
最も多くの人が気にするのがこの点ではないだろうか。いくつかの
ブランドでは、(1)メガネとして外から自然に見えるデザインを重視
したモデルと、(2)花粉のカット率を最優先にした機能重視のモデ
ルとをそれぞれ用意している。例えば後ほど紹介するJINSで言え
ば、「スリムデザインタイプ」と「パーフェクトフィットタイプ」の2つだ。
効果だけを考えればもちろん後者を選んだ方が良いのだが、「見た
目がゴーグルみたいでイヤ」という人も当然いるはず。そんなときは、
目の横のカバー(フード)部分が取り外し可能な着脱式モデルという
のもある。ただし、本当に見た目を気にして使い分けたい人は、通常
のメガネとの2本持ちを考えた方が現実的かもしれない。
2. フィッティング
必ず店頭で確認すべきなのがこの点。花粉症対策メガネは、目元や
鼻に当たるパッド部分に少しでも隙間があると意味を成さないので、
どうしても「ぴったりと」着用する必要がある。鼻パッドや、耳に掛かる
先端部分であるテンプルの形、素材、可動式か否かなどを試着して
試さないと、効果が半減してしまうおそれも。
3. くもりどめレンズ、その他
マスクと一緒に使うことの多い花粉症対策メガネは、くもりやすいの
が欠点。
最近の製品はその多くがくもり止めレンズを採用していたり、オプシ
ョンで選べたりする。ただし、メガネのくもり止め剤は数百円程度で
売ってもいるため、通常レンズと併用してもいい。また、近年はブル
ーライトカットのレンズを使っている製品もある。
4. 価格
最後にもちろん価格を。今回紹介しているものは3000円程度から
購入できるものがほとんどだが、レンズに度を入れたり、オプション
でくもり止めレンズを選んだりすると当然価格は変わってくる。予算
と相談して決めよう。